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冥福

2006年05月31日

岡田真澄さんが亡くなられて、残念だと思っていたら今度は今村昌平監督が亡くなられた。
カンヌで2回もパルムドールを受賞された偉大な方です。
20歳の頃、まだ空き地の目立った東京郊外の新百合ヶ丘駅に降りて「日本映画学校」を目指して歩いた記憶があります。この学校の前身となる横浜放送映画専門学院の初代校長が今村監督でした。
僕自身は当時お金のことなど現実的な問題を克服できずに、結局入学はしませんでしたが、後身が育たないとされた日本映画界においてとてもユニークで意義のあるお仕事をされた方として尊敬しておりました。
そういえは岡田真澄さんも出演されていたあの名作「幕末太陽傳」の脚本は今村監督が執筆されているのですね。
おふたりとも日本映画の黄金期に偉大な功績を残された方です。大切な方を失うたびに日本映画の灯が一つ一つ消えていくようで本当に寂しいです。
「冥福」とは死語の世界での幸福を意味するのですね。岡田真澄さん、今村昌平監督お疲れ様でした。そして長い間ありがとうございました。おふたりの冥福をお祈りいたします。